スマートフォンの選び方
iPhoneとAndroidスマホの違いは何でしょうか? 特徴と選び方を見てみましょう。
スマートフォンの利用率は2019年時点で、約90%となっており、様々な機種、機能、デザインのスマートフォンが使われています。しかしスマートフォンにも様々な種類があり、詳しく知らない人も多いです。
ここでは、iPhone(アイフォン)とAndroid(アンドロイド)の違いを見てみます。
まず、iPhoneとAndroidでは搭載しているOSが違います。
OSとは「Operation System(オペレーティング・システム)」の略称で、スマートフォン全体を制御、管理している最も基本的なソフトウェアのことです。
このOSが、Apple社が提供する「iOS」と、Google社が提供する「Android OS」と異なっています。
一般的に「機種が違う」などと言われますが、ソフトウェアが異なり、提供している会社も違うため、同じスマートフォンでもiPhoneとandroidで全く異なるわけです。
そしてiPhoneとandroidでは、機能やデザインにもそれぞれに特徴があります。
iPhoneの特徴
1.アプリの安全性が高い(セキュリティが高い)
iPhoneのアプリはApple社による審査をクリアしているもののみであるため、品質や安全性が高いのが特徴です。
アプリとは、特定のなにかをするためのソフトウェアであり、YOUTUBEやLINEなどもアプリで簡単に使用できます。
ゲームで例えると、ゲーム機がiPhone本体で、アプリがゲームソフトのような役割になります。
2.シンプルなデザイン
iPhoneはホームボタンが一つ、もしくはボタンがないものもあります。
これにより画面上をタップしたり、指をスライドさせるだけで直感的に使いこなすことが出来ます。
これはシンプルでわかりやすいとも言えますし、初めは使いこなすまで時間がかかるため、シンプルが故に慣れるまでは難しいとも言えます。
3.iPhone独自の機能
「エアドロップ」 、「スクリーンタイム」、「ライブリスニング」
これらの機能をご存知でしょうか。少しスマホ上級者の機能になりますが、これらはiPhone独自のシステムであり、こういったシステムが数多く搭載されています。
すでにスマホに慣れている人や、新しい機能を使いこなしていきたい人にはオススメかもしれません。
Androidの特徴
1.「ナビゲーションバー」と呼ばれるボタンがある
Androidスマホには、画面上に表示される「ホーム」「戻る」「履歴」などの操作ボタンが用意されています。
(Android 9 Pie以降では「ホーム」ボタンが1つのインターフェースと、Android 10ではジェスチャーナビゲーションと、好みで選択できるようになっています。)
操作ボタンは、アプリの起動中でも常に利用できるため、操作する画面を戻すことや、直前に使っていたアプリに切り替えることが簡単にできます。
2.自分に合ったスマホを選びやすい
Androidスマホは各メーカーが端末を自由に作ることができるため、種類が豊富です。
画面サイズが大きいものや、テレビが見られるものなどと、個性のあるスマホが多くあります。
そのため、音質にこだわったり、データの処理速度にこだわるなど、自分好みでスマホを選ぶことができます。
また、デザインも豊富であり、スマホ選びひとつでも楽しめそうです。
自分に合わせて選ぼう
iPhoneに向いている人
・アプリを安全に活用したい
・現代の機能を満喫したい
シンプルなデザインで今どきの機能が備わっているiPhone。
Androidスマホにも最新機能は満載ですが、日本国内ではAndroidスマホよりもiPhoneの利用者の方が多く、ちょっとした便利機能を使いこなしている人がたくさんいます。
Androidに向いている人
・こだわりがあり、自分に合ったスマホを探している人
・便利機能よりは、使いやすさを重視したい人
種類が多いことが強みのAndroidスマホ。
写真や音楽などの趣味に合わせて、スマートフォンを選ぶことができるのはAndroidならではです。
操作が比較的に行いやすいことや、テレビを見ることができる機種があることもiPhoneにはない魅力です。