読書のメリット5つと続けるためのコツを3つ厳選して紹介
読書には様々なメリットがあります。
…がしかし、なかなか続けることが出来ないひとや、趣味にするにはハードルが高いように感じるひともたくさんいます。
そこで今回は、読書のメリットを紹介しながら、コツコツと続けるための方法についてご紹介していきます。
「読書を続けたい!」という方も、「これから始めてみよう!」という方も、ぜひ、参考にしてみてください。
読書のメリット5つ
まずは、大きく分けて5つのメリットを紹介していきます。
読書のメリット5つ
② 脳が活性化し、集中力が上がる
③ 読解力や文章力、語彙力が養われる
④ 想像力が鍛えられる
⑤ ストレス解消・リラックス効果
知識や新しい情報が得られる
読書をすることでたくさんの情報が得られ、幅広い知識を身に着けることができます。また、自分の知らなかった新しい情報を得られることも多く、視野が広がることや考え方を柔軟にすることにもつながります。
マイクロソフトの創設者である、ビル・ゲイツは読書家として有名であり、幼少期から読書を習慣にし、現在も毎日平均1時間、年間50冊以上の本を読んでいます。
また、「投資の神様」の異名を持つウォーレン・バフェットは、投資家としてのキャリアをスタートさせた頃、毎日、本を600〜1000ページ読んでいたといいます。
読書をすることでたくさんの知識をインプットでき、視野が広がることで、正しい判断をする確率が上がるのです。
脳が活性化し、集中力が上がる
読書をすることで、脳が活性化することが言語脳科学でも言われており、「後頭葉」や「前頭前野」など思考をするうえで大切な部分を活性化させることができます。
また、読書はただ文字を読むだけでなく、言葉の曖昧な部分を解決しながら「自分の言葉に置き換える」プロセスがあるため、集中力も必要になります。そのため、読書を習慣化することで集中する力も養われるのです。
また、音読をすることで更なる効果アップも期待され、「発声する」「自分の声を聞く」といったことが加わるため、黙読よりも複雑な情報処理が必要になり、脳がより一層活性化されます。
読解力や文章力、語彙力が養われる
読書をすることで、物事を読み解く力や、文章を考える力、またボキャブラリーが増えることにより、語彙力までも養うことができます。
日本語は特に細かな表現が多いため、読解力や語彙力はとても大切なスキルであり、周りからも知的に見られ、信頼されやすい・頼られる人になることが出来ます。
創造力が鍛えられる
読書をすると、「文字」という情報から脳内でイメージを膨らませるため、創造力が磨かれることになります。
羅生門の始まりの文の、『ある日の夕暮れ時、一人の下人が、朱雀大路の羅生門の下で雨宿りしていた。』これを読んだときに、仮に細かい言葉の意味が分からない場合でも、誰もが『夕暮れ時に雨宿りしている人』を想像することが出来ます。
読書はこのような想像の繰り返しであるため、これが創造力を磨くことになるのです。つまり、思考する力が創造力には欠かせないため、それが読書によって鍛えられるということです。
ストレス解消・リラックス効果
読書に苦手意識を持つ人や、なかなか集中が続かない人などは、ストレス解消・リラックス効果をあまりイメージすることが出来ないかもしれません。
しかし、英サセックス大学は2009年、読書によるストレス解消効果を発表し、ストレスが68%減少することがわかっています。
また、ビブリオセラピー(読書療法)という心理療法としても読書は活用されており、リラックス効果にも期待ができます。これには、自分の状態に適した本を読むことが重要になりますので、読書を習慣にして自分に合った本や読書方法を見つけ出すことが大切になります。
読書を続ける方法とコツ
読書をすることで、メリットがたくさんあることは知っていても、なかなか始めるきっかけが作れない人や、続けられない人は多いようです。また、時間が取られる印象もあり、忙しくて読書する暇がないという人も多くいます。
しかし、読書に苦手意識を持っていた人や忙しいビジネスマンなどでも、読書を習慣にして有意義な生活を送っている人もたくさんいますので、読書のハードルを下げて、続ける方法を見てみましょう。
読書を続ける方法3つ
② スキマ時間に少しずつ読む
③ 目標設定とアウトプット
好きな本・好きな部分を読む
読書を続けるためには、本選びと読み方が非常に重要になります。
特に読書に苦手意識を持っている人や、続けられるか不安な人は、自分の興味がある分野の本や読みやすいと有名な本などを初めに選ぶことをお勧めします。もし選んだ本が自分に合わないと思ったら、一度本を変えてみて、読書に慣れたうえでもう一度チャレンジしましょう。
また、読書は読み方も大切で読書が続かない人の多くが、一言一句すべて丁寧に読もうとしてしまうようです。
しかし、読書が上手な人は、重要な部分や興味がある部分だけを掻い摘んで読み進めていきます。特に、読書の初心者さんは、必要だと思わない場所は読まずに、1冊最後まで読み切ることに取り組んでみましょう。
スキマ時間に少しずつ読む
読書のデメリットとしても挙げられるのが、時間を取られてしまうことです。しかし、読書のメリット紹介でもありましたが、世界的なビジネスマンや著名人などは忙しい合間を縫って読書を習慣にしています。
読書で1冊の本を一気に読み切る必要もありませんし、スキマ時間や就寝前などを利用することでコツコツと読書を続けることができます。
最近では、スマートフォンのアプリや電子書籍で手軽に読書をすることもできますので、電車に乗っている時や、待ち時間などのちょっとした時間を有効活用しましょう。
目標設定とアウトプット
読書に限らず、目標設定をすることで続けやすくなります。簡単な目標でも、他の人に宣言をしたり、自分の目に留まるところに明記しておくことで、より一層続けやすくなります。
また、読書で得た知識を人に話したり、メモに書き写すなどすることで、読書による成長を実感しやすく、読書の効果も高まりますのでアウトプットすることまでを読書のひとつとすると良いでしょう。
読書にはたくさんのメリットがあり、習慣として続けることでとても豊かな生活が送れるようになります。
まずは、自分が好きな本をちょっとしたスキマ時間に読むことから始めて、読書で得られた知識や学んだことを十分に活かしていきましょう!!