1999年(平成11年)の流行・思い出 【時間旅】

1999年(平成11年)

 

音楽♪

邦楽ランキング
1位だんご3兄弟🎤速水けんたろう、茂森あゆみ売上:291.8万枚
2位Winter,again🎤GLAY売上:163.8万枚
3位A🎤浜崎あゆみ売上:162.2万枚
4位energy flow🎤坂本龍一売上:151.9万枚
5位
(同率)
Automatic🎤宇多田ヒカル売上:129.0万枚
5位
(同率)
Addicted To You🎤宇多田ヒカル売上:129.0万枚

 

 

洋楽ヒット曲
I Want It That Way
(アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ)
🎤バックストリート・ボーイズ
Livin’ La Vida Loca
(リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ)
🎤リッキー・マーティン
Let Forever Be
(レッツ・フォーエバー・ビー)
🎤ケミカル・ブラザーズ
Genie in a bottle
(魔神のボトル)
🎤クリスティーナ・アギレラ
Kiss Me
(キス・ミー)
🎤シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー

 

出来事

 

地域振興券(2万円の商品券)が支給

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日本国政府が全額補助する形で、日本全国の市区町村が発行し、国民(一定の条件あり※配布対象を参考)に額面1000円の地域振興券を、1人あたり20枚ずつ(計1人2万円)を、贈与した。総額は6194億円となった。

交付開始日から6ヶ月間有効で、釣り銭を出すことが禁止され、額面以上の買い物をすることが推奨された。

【配布対象】

15歳以下の子供(1983年1月2日以降出生者)のいる世帯主。
老齢福祉年金、障害基礎年金、遺族基礎年金、母子年金、準母子年金、遺児年金、児童扶養手当、障害児福祉手当、特別障害者手当の受給者。
◆生活保護の被保護者、社会福祉施設への措置入所者。
◆満65歳以上(1934年1月1日以前出生者)で市町村民税の非課税者。

 

ヨーロッパ単一通貨「ユーロ」登場

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「ユーロ」は 、欧州連合で公式に導入されている通貨である。通貨の「ユーロ」から、これらの地域はユーロ圏と呼ばれる。

1998年12月31日、当時のユーロ参加予定国のそれぞれの通貨とユーロとの為替レートが固定。

1999年1月1日より、ユーロが参加国においての電子的決済通貨となった。

 

新商品・ヒット商品

 

エッグタルト

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エッグタルトは各国により、特徴が異なるが、日本で流行したものは、ポルトガル発祥のカスタードタルトである。

もともと、香港とマカオでブレイクしていたデザートであり、「アンドリューのエッグタルト」が日本に上陸したのをきかっけに、各地で専門店がオープンし、大流行となった。

 

ファービー人形

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「ファービー」は、アメリカのTiger Electronics社が1998年に発売した、電子ペットのおもちゃ。

日本ではトミーによって、1999年5月29日から発売された。

大きな目と耳を持ち、カラフルでモフモフとした姿が人気となり、世界的に流行した。

 

犬型ロボットAIBO

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ソニーが1999年から販売しているペットロボット。

AIBOは、4足歩行ができ、子犬に似た動作をし、人とのコミュニケーションを通じて成長をするようになっている。

名称は Artificial Intelligence Robot の略で、AI(人工知能)EYE(目)そして日本語の「相棒」という言葉にちなんでいる。

 

流行・流行語

 

カリスマ

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カリスマとは、すごい才能があることや、影響力を持つ人などを指す言葉。当時、ファッションリーダーと言われる店員が「カリスマ店員」と呼ばれたことで流行した。

特に、渋谷109は、人気ブランド店がひしめく「ギャルファッションの聖地」と呼ばれ、ショップ店員はファッションリーダーとなり、「カリスマ店員」と呼ばれた。

当時、女子高生の憧れる職業第一位が、ファッションショップの店員であるほどの人気ぶり。

カリスマは、店員だけでなく「カリスマ美容師」などとも言われた。

 

雑草魂

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読売ジャイアンツの投手、上原浩治が連日投手記録を更新し新人でありながら活躍。

高校時代は甲子園にも出場していない上原浩治を、マスコミは地道にはいあがってきた新しいヒーローとして「雑草魂」と表現した。

高校野球の甲子園で大活躍した、松坂大輔も新人としてプロ野球界に入り、2人を対比する意味でも「雑草魂」という表現は流行した。

 

ブッチホン

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当時内閣総理大臣の小渕恵三が著名人や一般の人に突然電話をかけ話題に。

「ブッチホン」の言葉は、小渕の「渕」と、電話の「フォン」を組み合わせた造語であり、みずからが命名した。

 

2000年問題

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ほとんどのコンピュータでは容量節約のために、西暦を下2桁のみで表示していた。

そのため、1900年代から2000年になるとコンピュータが誤作動する可能性があるとされ、「2000年問題」と呼ばれた。

発電・送電機能の停止や水道水の供給停止など、ライフラインにも影響を及ぼすと言われ、大きな問題として騒がれた。

結果としては、生活に直結するほどの大きな混乱は一切起きずに終わった

 

リベンジ

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西武ライオンズに入団し、新人ながらも大活躍した松坂大輔によって言われた言葉。復讐する、やり返す、などといった意味の言葉。

4月21日の対ロッテ戦で黒木知宏と投げ合い「0-2」で敗北したことに「リベンジします」と宣言し、「リベンジ」が流行した。

成績は「16勝5敗、防御率2.60」の高卒新人最多勝記録を打ち立て、「平成の怪物」と呼ばれるほどの投手でありながらも、この負けず嫌いな発言に日本中が注目した。

 

映画

邦画ランキング
1位ポケットモンスター
 幻のポケモン・ルギア爆誕
2位リング2
3位鉄道員(ぽっぽや)
4位ドラえもん のび太の宇宙漂流記
5位名探偵コナン 世紀末の魔術師

 

洋画ランキング
1位アルマゲドン
2位スター・ウォーズエピソード1
 ファントム・メナス
3位マトリックス
4位シックス・センス
5位ハムナプトラ 失われた砂漠の都

 

ニュース

 

全日空61便ハイジャック事件

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1999年7月23日に発生した、日本で初めて人質に死者が出たハイジャック事件

乗員14人・乗客503人の計517人を乗せた、羽田空港発、新千歳空港行きの全日本空輸61便が、包丁を持った男によりハイジャックされた。

犯人は初め、横須賀への飛行を指示し、機長らは指示に従い南西方向へ変針した。その後も飛行ルートの指示をいくつも出し、ついには機長に対して自分に操縦を行わせるように要求した。

機長は犯人の男をなだめようと試みたが、犯人が機長を包丁で刺し、自ら操縦席に座って実際に操縦行為を始めた

その後、機体は急降下するなど迷走飛行を行い、危険を感じたデッドヘッド(非番)の機長が、乗務員らと協力してドアを破って操縦室内に突入。包丁を抱えた犯人を取り押さえた。

その後、副操縦士の操縦により61便は羽田へ引き返し、無事に緊急着陸。

犯人により刺された機長は、乗客として搭乗していた医師により機内で死亡が確認された。

 

「マカオ」がポルトガルから中華人民共和国に返還

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1987年4月13日、ポルトガルと中華人民共和国が、マカオを中国に返還する共同声明に調印。

これに基づき、1999年12月20日にマカオの主権・行政権は中国に返還され、中華人民共和国の特別行政区となった。

 

ベストセラー本

本のランキング
1位五体不満足
2位日本語練習帳
3位本当は恐ろしいグリム童話(Ⅰ・Ⅱ)
4位繁栄の法
5位新・人間革命(4・5・6)

 

その他の流行・出来事

 

「だんご3兄弟」がCDシングル売り上げ歴代新記録

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(※だんご3兄弟の人気度合いの記憶度・認知度)

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「だんご3兄弟」は、NHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」のオリジナルナンバー。

1999年1月の「今月の歌」として発表された、だんご(串団子)の童謡である。

一時期は社会現象になるほどに大流行。売上枚数は、オリコン集計でおよそ290万枚までなり、出荷枚数はおよそ380万枚となった。

当時のオリコン歴代シングルランキングでは3位を記録し、1990年代のオリコンシングル売り上げランキング第1位であった。