1997年(平成9年)の流行・思い出 【時間旅】

1997年(平成9年)

 

音楽♪

邦楽ランキング
1位CAN YOU CELEBRATE?🎤安室奈美恵売上:222.3万枚
2位硝子の少年🎤KinKi Kids売上:168.6万枚
3位ひだまりの詩🎤Le Couple売上:146.1万枚
4位 FACE🎤globe売上:132.3万枚
5位STEADY🎤SPEED売上:127.9万枚

 

洋楽ヒット曲
My Heart Will Go On
(マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン)
🎤セリーヌ・ディオン
Samba de Janeiro (サンバ・デ・ジャネイロ)🎤ベリーニ (Belini)
5, 6, 7, 8🎤ステップス
Everything’s gonna be alright
(エブリシングズ・ゴナ・ビー・オーライト)
🎤スウィートボックス
Candle in the wind
(キャンドル・イン・ザ・ウィンド)
🎤エルトン・ジョン

 

出来事

 

消費税率が5%に引き上げ

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
1997年の4月1日から、消費税が3%から5%に引上げられた。

5%に増税された理由は、

・高齢化社会に対応する財源を確保するため
・所得税減税の代わりに財源を確保するため

の2点が主な内容であった。

当時、増税される前に必要な品物を買っておこうという、駆け込み消費が日本のいたるところで見られ、4月以降の消費が伸び悩ぶことにもなった。

 

世界初の量産型ハイブリッドカー「トヨタ・プリウス」が発売

大人の記憶度 

若者の認知度 

(※世界初の量産型ハイブリッドカーであることの記憶度・認知度)

詳細を見る
トヨタ自動車が1997年から、世界初の量産ハイブリッド専用車「トヨタ・プリウス」の発売を開始した。

21世紀に間に合いましたのキャッチコピーが用いられ、正式発表とともに大きな注目を集めた。

販売台数は大ヒットとまではいかなかったものの、ハイブリッド乗用車の基礎を築き上げたといえる。

 

新商品・ヒット商品

 

キシリトール(ガム)

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
1997年4月17日、厚生労働省がキシリトールを食品添加物として使用すること許可。

これに伴い、日本でキシリトールの一般食品販売が開始。

ロッテの「キシリトールガム」は、健康志向を意識したガムとして、話題を集めた。

 

ハイパーヨーヨー

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
1997年からバンダイが発売を開始した競技用のヨーヨー

商品によって、性能が異なるものを様々にラインナップし、競技会開催などの大規模プロモーションも行ったことで、一大ブームを巻き起こした。

ブームの当時は、大型量販店での売り切れが続出したり、ハイパーヨーヨーの全国大会入賞者がテレビ出演することなどもあり、社会現象となった。

 

デジタルモンスター

大人の記憶度 

若者の認知度 


詳細を見る
1997年玩具メーカーのバンダイが発売を開始した、携帯育成ゲームと、ゲームに登場するキャラクターの名称。通称は「デジモン」。

バンダイの商品ですでに人気となっていた「たまごっち」にバトル要素を加え、男の子向けの「戦うたまごっち」をコンセプトとしたゲームである。

 

流行・流行語

 

失楽園する

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
1997年に発売された渡辺淳一の恋愛小説が、日本経済新聞に連載や、さらには映画化されたことにより、日本中で話題となった。

妻子ある男と人妻との激しくも悲しいラブロマンスであり、当時は不倫を「失楽園する」と言うことが流行し、この年の新語・流行語の年間大賞になった。

 

パパラッチ

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
ダイアナ英国皇太子妃の自動車事故死により、その存在が注目された。交通事故死した際、カメラマンたちに追いかけられていたことが判明したのである。

これにより日本ではパパラッチという言葉が浸透し、流行語となった。

「パパラッチ」とは、イタリア語で「うるさい虫」という意味であり、本来は「うるさい連中」のことを指すが、日本では、スキャンダルを追い求めるカメラマンやジャーナリストのことを一般的に言う。

 

もののけ(姫)

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
宮崎駿が監督を務めるアニメ映画「もののけ姫」が大ヒットし、邦画史上最高の配給収入を記録。

映画とともに「もののけ」という言葉も大流行し、この年の流行語にもノミネートされた。

「もののけ」は、「物の怪」と書き、本来の意味は人間に憑いて苦しめる怨霊や妖怪などである。

 

マイブーム

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
世の中の流行とは無関係に、自分だけの「ブーム」「流行」を指す言葉。

漫画家・イラストレーターの、みうらじゅんが作った造語で、「世の中の流行に流されず、自分だけの流行(ブーム)を持とう」という意味が込められている。

個性が重要視され始めた時代に、「自分の好き」を重んじる考え方は若者を中心に浸透し、流行語になった。

 

映画

邦画ランキング
1位もののけ姫
2位失楽園
3位ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記
4位新世紀エヴァンゲリオン劇場版
5位モスラ

 

洋画ランキング
1位インデペンデンス・デイ
2位ロスト・ワールド ジュラシック・パーク
3位スピード2
4位フィフス・エレメント
5位スリーパーズ

 

ニュース

 

香港がイギリスから中国に返還

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
1997年7月1日に、香港の主権がイギリスから中華人民共和国へ返還された。

1997年6月30日には、盛大な返還・譲渡式典が行われ、世界各国で中継放送された。

 

神戸連続児童殺傷事件

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
1997年2月から5月にかけて、兵庫県神戸市で発生した連続殺傷事件。

男子中学生(事件当時14歳)が小学生5人を相次いで殺傷した事件で、少年犯罪である。

地元新聞社に「挑戦状」が郵送されたことや、被害者の頭部が中学校の正門前に置かれたことなど、非常に残虐かつ特異性の高い事件であったため、連日全国に報道された。

犯人が中学生であった点も社会に衝撃を与え、少年法改正のきっかけにもなった

 

ベストセラー本

本のランキング
1位ビストロスマップ完全レシピ
2位永遠の法
3位失楽園(上・下)
4位母の詩
5位少年H(上・下)

 

その他の流行・出来事

 

週刊少年ジャンプで「ONE PIECE」の連載開始

大人の記憶度 

若者の認知度 

詳細を見る
「ONE PIECE」は、尾田栄一郎による日本の少年漫画。「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて1997年より連載をしている。

海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険のストーリー。

仲間たちとの友情をテーマとしており、バトルシーンや感動エピソードがメインであるため、少年漫画やジャンプ漫画の王道を行く物語として、幅広い世代から人気の漫画である。