1991年（平成3年）の流行・思い出　【時間旅】

山下佐知子が女子マラソンで銀メダルに輝き、日本人初の表彰台となった。また、男子マラソンで谷口浩美が日本人初となる金メダルに輝いた。

陸上競技43種目が実施され、167の国と地域から1500人以上の選手が参加した。

1990年には、3月場所の7日目に花ノ国戦に勝利して、前人未踏だった通算1000勝の大記録を達成した。

千代の富士貢は、「体力の限界・・・、気力もなくなり、引退することになりました」と述べ、引退となったが、あと1回優勝すれば大鵬の優勝32回に並ぶところでの引退であり、当時は引退を惜しむ声が多かった。

通称「お立ち台」と呼ばれる、ダンスホールの両脇に設置された高さ130cm程のステージで「ジュリ扇」を振り回して踊る光景は、当時のディスコの象徴ともいえる。

1991年にカルピス食品工業株式会社（当時）より発売された。当初のラインナップは缶入りの物のみ。

一般家庭で手軽にカルピスが飲めるということで、顧客からの期待が寄せられていた商品であり、年間500万ケース突破でヒットと呼ばれる清涼飲料水業界において、2000万ケースを超える出荷を達成。この年のヒット商品番付にもランクインした。

発売開始時のCMのキャッチコピーは「遅くなってごめん」であった。

バーコードの付いたカードをゲーム機で読み取り、その情報からキャラクターやアイテムのデータを生成し、バトルをするゲーム。

一般商品などについているバーコードを使って、オリジナルキャラクターを作ることができるというのが肝であった。

日本でもブームになり、世界20か国でも発売され大ブームを巻き起こした。

全世界シリーズ累計発行部数は6500万部を突破している。

トレンディドラマで台詞として頻繁に使用されたことから次第に定着し、1991年頃から新聞紙上等で用いられるようになり流行が始まった。

結婚情報サービスなどで、一度結婚に失敗した人に対して暗いイメージを持たれないように面白い表現にしようとしたのが言葉の語源とされる。

この言葉の流行により、初の東京公演や全国ネットでも新喜劇が大きく取り上げられ、新喜劇ブームの火付け役にもなった。

保守的なファッションの代表である「コンサバ系」ファッションが復活し、紺ブレが流行した。

紺ブレは、バブル期の最後に流行したファッションでもあり、流行語にもノミネートされた。

日本政府は8月30日に多国籍軍への10億ドルの資金協力を決定。その後も追加で資金協力を行い、計135億ドルの資金援助を行った。

アメリカ空軍の報道によると、イラク側の空爆による戦闘死者数は約10,000から12,000人、地上戦による犠牲者数は約10,000人。多国籍軍の戦闘による負傷者数は、アメリカ軍人458名を含む776名。

火山災害史上、稀にみる大災害であり、消防団員や住民、報道関係者を含む43人が犠牲となった。この災害によって、火山防災や報道の在り方が見直されることになった。

さらに1991年12月25日にソビエト連邦大統領ミハイル・ゴルバチョフの辞任に伴い、ソビエト連邦は解体され、崩壊した。

SMAPが結成されたのは1988年4月で、スケートボーイズ12名の中から中居正広・木村拓哉・稲垣吾郎・森且行・草彅剛・香取慎吾の6人が選抜された。

SMAPの名称は「Sports Music Assemble People」の略であり、「スポーツと音楽の融合」という意味が込められている。